京童ノ口ズサミ 種間競争 ニツイテカタルノミ
8.1 はじめに
他種個体との資源の取り合いの結果
一方の種の繁殖力、生存率、成長力などが低下し
それだけにとどまらず個体群動態、種の分布、進化に影響を及ぼす。
こういった他種の個体群に与える効果について見ていくみたいです。
って宣言しただけだけど。
8.2 種間競争のいくつかの事例
事例を6つ紹介してそれについて後から纏めていきますが
ここではその名前だけご紹介。
8.2.1 サケ科魚類の種間競争
8.2.2 フジツボの種間競争
8.2.3 ヤエムグラ属の種間競争
8.2.4 ゾウリムシ属の種間競争
8.2.5 鳥類の種間競争
8.2.6 珪藻の種間競争
8.3 これらの事例から分かること
異なる種同士が自然状況下で競争する。
特定の生息場所から排除し合い、共存しない。
生息場所をわずかに変えることで共存する。
がとりあえずあたりまえ?としてわかった。
というか確かめられたらしい。
そして鳥類のところが面倒で
種間競争の生態的、および進化的効果の両方に、十分な、そして別々の注意を払わなければならない。
観察されたパターンの説明として競争を引き合いにだすことは、最初の論点にもかかわらず、とても難しい。
だそうです。
なんかカラという鳥がいて5種が共存しているように見える…。
時間が経っているから
競争した結果なのか
ただ勝手に進化した結果なのか
昔はもっといて競争して5種になったのか
とかなんでも考えられる…。
そして引用したように結局それはわからない…。
そして一般的に通用するような方法はまだない…。
生態学って感じです…。
わからない…。
だからやるんですけど…。
まー勝手に決めつけずにいろいろ考えてね!
ってお話でした。
8.3.2 消費型競争、干渉型競争、多感作用
消費型は、一方が消費した結果エサが減り
それがもう一方に影響する。
干渉型は、一方が直接的に干渉する。
フジツボ1が岩礁の空間を占拠すると、他のフジツボ2が入れないとか…。
多感作用は、他種にとっては毒性があるが、生産する種には毒性の無い化学物質の生産と、
周囲の環境への放出を介して生じるもの。
こういう物質は100種以上知られているけど結局実験下だから
実際の環境でどうなっているかわからない。
わかってないのです。
結局。
わからない…。
なんかなー。
8.3.3 対称的競争と非対称的競争
なんというか同じ力?を持った生物はいないのだから
他の処で影響される?ってことですかね?
イワフジツボは乾燥にフジツボより弱いから
イワフジツボはフジツボがいるところには進出できない…。
でもフジツボはイワフジツボのいる場所に進出できる…。
とか。
面白いのは消化管に住む寄生虫は消化管の上下で力が違う。
上の方は下に対して資源の占守とかで影響力が大きいけど
下にいる寄生虫はなにもできない…。
ヒトのからだのなかでも戦争が起きているのです…
8.3.4 ある資源をめぐる競争は他の競争に影響しうる
まーなんというかなんだろう。
植物の光という競争があったときに
光で負けた生物は根も広げられないし、実も小さくなるとか
けっこう影響力がおおきくなるね。
ってお話でした。
8.4 競争排除か、共存か?
とりあえず飽きた。
球形はいりまーす。
8.4.1 種間競争のロジスティック・モデル
ロトカ-ヴォルテラ競争方程式から4つの場合に分けられる。
でもこれは2つの種が競争した場合で
3種以上には適用できない。
この理由としては内的自然増加率に依存しないモデルだかららしい。
勝手に増えるとそれが影響するけどそれは無視するよ!
ってことらしいですね。
2種で考えるから4つのうち2つは
種1か種2が勝つ。
絶滅にまで追い込んでしまう。
3つ目は不安定。
1つめと2つめは単純に?種間競争がどちらかだけが強かったことに起因しているけど
3つ目は他種間と強く競争する。
だからどっちが安定するかは運次第。
ここでたぶん内的自然増加率とか関係してくるけど無視してるモデルだから。
最後は両方とも相手に対して挑まない感じ?
そこそこ頑張るから安定して共存できる。
この4つが存在しています。
8.4.2 競争排除則
2種で競争した時にニッチという考え方を導入する。
基本ニッチは他種との競争がない場合のニッチ。
実現ニッチは競争主によって決まるニッチ。
具体的に見ていたけど省略して、現在共存していると思われるやつらは
実現ニッチが分化していると考えられる。
しかしそれが昔戦ったからか、今も戦っているか
共存出来ない種が排除されたのか
わかんない。
だって過去は調べられないんだもん。
今しか見えないのです。
こういう考え方を共存排除則っていうらしくて
ガウゼの原理っていうかっこいい名前もある。
これらは
1. 広い証拠がある。
2. 直観的にわかりやすい。
3. 理論的裏付け(ロトカ-ヴォルテカ・モデル)がある。
から支持されてるけど結局わからないんだよね。
8.4.3 敵対作用
さっきみた4つのうち3つ目について
甲虫で調べたヒトがいてそれによると
環境とか、最初の密度によって
結果は確定的ではなく、確率的なものであった
らしい。
偶然なのです。
なんかなー。
研究者は範囲を自分で決めて
その中において正しいかどうか自分で決める。
その枠組みが正しいのか、その中で正しい挙動をするのか批判されるらしいけど
偶然。
わかんない。
不安定。
厭だなー。
8.5 異質性、移住、先取り型競争
環境の影響を考えます。
でもパッチ状にしかないし
安定的になるかどうかなんてわからない。
だとしても平衡に達するまでの速度とかを考えることはできる。
だからやってみよう!
ってお話です。
8.5.1 予測できないギャップ-競争に弱い種は移住に優れている
ギャップっていう安定的な環境の中でも火災、地滑り、落雷などで
何もない場所が存在する。
そこに進出する速度が早ければそういう種も存続できる。
渡り歩いているような一年生植物が存在している。
8.5.2 予測できないギャップ-空間の先取り
2種の競争において空間の移動を考えると
同じ速度で進出できるわけではないし、同じ量が進出できるわけではない。
するとまー共存も可能だよ。
8.5.3 変動する環境
プランクトンの逆説というのがあって?
単純な海という環境の中でもたくさんの種類が存在している。
これは絶えず変化しているから排除されるまでに
環境が変わる。
プランクトンって大変だ。
ヒトみたいに安定していないからな。
ヒトも最近不安定にして実力を見分けようとしているけど
そんなことしないでほしい。
誰でも生きられる世の中になってほしい。
というかコンピュータの導入でできると思う。
働き過ぎである。
これも成長し続けないといけない資本主義に影響だな。
そろそろ安定している低成長を考えてほしい。
伸び続けるなんて不可能です。
8.5.4 束の間のパッチと予測できない持続期間
パッチって意外と空間的ではなく時間的にもあっという間にできてなくなる。
でもそれですら競争の対象になる。
8.5.5 集中分布
すなわち、(空間的、時間的、また個体の)異質性は、生態的な相互作用を安定させる作用を及ぼし得るのである。
結局これだね。
いろいろいたほうが安定する。
たぶん会社がつぶれそうかどうかは入るヒトが単純かどうかによるのだ。
ぜひ多様性の担保された会社、役所でやっていきたいものだ。
8.6 見かけの競争-敵のいない空間
見かけの競争であったり
敵の競争であったり
見たいものを超えた間接的な相互作用について意識しておかないといけないということです。
8.7 種間競争の生態的効果-実験的アプローチ
生態は観察するだけだと不安定だから実験をする。
でもそうすると
1. 自然条件とは異なる環境で実験している。
2. 実験が考慮していない重要なニッチ次元が失われる。
という問題点がある。
8.7.1 長期の実験
生物によっては数世代かけて競争するから
扱いやすい生物とそうでないのに自然に分かれてしまう。
8.7.2 一世代での実験
最初の状態と最後の状態を比較して実験結果を見るやり方。
置き換え実験は2種の個体数の割合を変化させて効果をしらべる。
まー数世代にわたる影響は無視される。
付加実験は加える実験。
全体の密度と種の割合が同時に変化する。
だからどちらが影響を及ぼしたのかわからない。
このために反応面分析を行う。
8.8 種間競争の進化上の影響
8.8.1 自然の実験
少し休憩。
自然の実験の良い点は”自然”であることである。
残念なのは本当の”実験”ではなく、”対照群”でもないことだ。
どのような実験であれ、競争者から解放され
形質転換と呼ばれる形質が変化する。
具体例はパス。
8.8.2 自然の実験を用いた実験
シロツメクサを使った実験が紹介されてた。
ダメだなー。
なんか3日も続けてやると萎える。
まとめられない自分と量の多い本と…。
もっとなんというかこー自分の集中力を上げるのと
なんかどうすればいいのかねー。
8.8.3 淘汰実験
これはあんまり成功例がない。
実験的に淘汰圧をかけて結果を見るだけだけど
競争力は高くなるけどどのように達成されたかわからない…。
8.9 共存している競争者のニッチ文化と類似性
1940年の生態学者の心を惹きつけたのは
安定して共存するために、競争種は異なる必要があるのか
異なるという言葉の意味が定義されてないし
今まで見てきたように競争者が共存する際にはニッチが分化してきた。
まー同じだったら競争しているといえないのか?
なんか私の意見とベゴンの見解が混じっているのをどうにかしようと思ってます。
引用符を付けるとか斜線にするとか考えたけど
いちいちするのが面倒…。
後から見直してつけていくのもだるい…。
そういうことをしてはいけないのでしょう。
なんかわかりやすい方法がないかなー。
引用は斜線になってます。
でも書いてあることをまとめたらそれは私の意見?
それともベゴンの意見?
私の感想だけで存在するものは存在するのか?
そのあたりもなかなか難しい問題をはらんでいます。
少し設問を変えると
安定して共存するためには、それ以上異ならなければならないような、ニッチ分化の最小の限度が存在するのか?
だそうです。
科学の進歩は、さまざまな疑問へ次々と答えることで達成されると思われるかもしれない。しかし、実際には、進歩とはある疑問をもっと適切で解きがいのある別の疑問に置き換えることで達成されることが多い
で、今見てきた質問というのがどんどん洗練されているけど
結局答えというか、正解は条件次第だそうです。
舐めてるよね、生態学。
この節でもわかんないから次は違うことを見てみようと思うんだ。
って書いてある…。
質問はだんだんうまくなってるし
データを取ってるから答えはある。
でも正解がない?
そんな感じ?
正解ってなに?
って話です。
なんか読んでて思うけど質問を考える学問ってびっくりです。
なんというか教わるのはもう終わったのです。
データの羅列は終わったのです。
何が言えるのか、何をいうのか。
それを考えていかなければならないようです。
8.10 ニッチ分化と資源の取り合いのメカニズム
競争すれば何かが変わるのです。
エサを取る時間、寝る時間、みたいな時間的なもの
エサを取る場所とか空間的なもの
でもどちらにせよ限られている。
だから資源がどう動いているのかっていう視点が欠かせない。
8.10.1 単一の資源をめぐる取り合い
単一の資源をめぐるのに適切なモデルが存在する。
R=mC/(g-m)
ドレも小文字のiが着きます。
R:平衡濃度
m:消費者の死亡率、減少率
C:単位生物体量当たりの相対的増加率の最大値の半分の率で成長し繁殖するときの資源濃度
g:到達しうる相対的増加率の最大値
Cがかっこいいですね。
意味わからないけど。
消費型競争に優れるため(Rが小さい)には
(g-m)が大きく、Cが小さければいい。
mについては引かれてるから小さい方がいい。
よって資源利用効率が高く、減少率が低く、増加率が高いらしい。
まーでも不可能だよね。
って話。
だから適当に折り合いを図っていこう!
って感じかなー。
8.10.2 2種類の資源をめぐる取り合い
http://www.lter.umn.edu/biblio/fulltext/t1209.pdf
いやー誰かが明らかにシュキャニングした感じのpdfです。
ここでTilmanさんが議論してます。
わからないけど。
こういう明らかに違法?のを載せるっていいのかなー。
とか思わなくもないな。
科学の論文ってお金がかかるのは理解できるし
必要性もわかるけど…。
一括できないのかなー。
同じ基準ですべてを見えるようにする。
そうするとみんなが最低限のお金を払って会員になるみたいな感じで
なんというか会員制の何かみたいにすればいいと思うのです。
それを一般と大学とかでわけあえばそれほどお金を掛けなくてもいいと思う。
出版する時代はそろそろ終わりで良くないか?
印刷するのは自前でどうぞ!
って感じのがいいと思う。
まー宣伝の処がなくなってしまうという問題か…。
面倒だな資本主義。
1. 生息場所で、一方の種が片方の資源に大きく制限され、もう一方の種がもう一方の資源に大きく制限される場合。
2. それぞれの種が、自種を制限する方の資源を多く消費する場合。
いずれかの場合に2つの資源をめぐって競争する2種も共存できる。らしい。
なんだろうなー。
読んでて当たり前だと思うけど当たり前だっていうのが難しいのですかね。
何がわかったのかわかるけど
それでで?ってなってしまう。
なんかなー。
なんだろう。
8.10.3 2種類以上の資源をめぐる取り合い
プランクトンの実験で環境というか資源がたくさんあればあるほど
種の多様性も多くなることがわかったそうです。
当たり前だけど種の多様性を唱えるならば
同じような環境を作ってはいけないということです。
でもそれって人間からすると面倒なんですよね。
それがいいか悪いかは置いておいても。
イエスマンしかいない会社がつぶれるのと同じか。
なんだろうなー。
虚しくはない。
わからんなー。
やっと8章終わった…。
後12章。
3月中に終わるかな…。